2009年09月24日

FOMCに注目、“出口戦略”言及はドル買いに

23日のニューヨーク外為市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表に焦点が集まっています。

会合では、米経済が修復に向かっているとの結論に達し見通しが上方修正される事が予想されているものの、政策金利は当面低金利に据え置かれる事が予想されています。

出口戦略に関する言及は、今回の会合か、次回か、でエコノミストの意見は分かれているようです。某米債券ファンドマネージャーは、「連銀は、出口戦略を言及し始める必要がある」とし、連銀による市場への早めの出口戦略概要に関するヒントを要求しているようです。

もし、出口戦略のヒントが出されるとドル買いに繋がります。

ドル・円は、22日アジア時間に短期投機筋の売り仕掛けに90円台半ばを試すものの、現在は1ドル=91.40〜91.42円で取引されています。

なお、声明は米東部時間23日午後2時15分(日本時間24日午前3時15分)ごろ発表される予定です。