2011年11月30日

シュタルクECB専務理事の発言

・1年後もユーロは存在しているだろう
・ECBは2012年経済予測の見直しを検討し、今週末にかけて確定する
・ECBは2012年に経済活動が減速すると予想している
・ECBが事前に利下げをコミットしていない







2011年11月28日

白川日銀総裁の発言

・円高の影響には十分注意する必要がある
・日本の経済は当面輸出面を中心に厳しい局面になると予想
・日本は引き続き強力な金融緩和を推進する
・政府は適切に為替介入を実施しており、相応の効果を発揮している

・国際金融資本市場は緊張感が高い状態が続いている
・日本の経済にとって最大のリスク要因は欧州のソブリン債務危機
・リーマンショックのような市場の大混乱は絶対に避けなければいけない






2011年11月26日

外国為替 終値


                  先週末との差


米ドル/円   77.73/74   +0.80
ユーロ/円   102.86/88   -1.14
ユーロ/ドル  1.3235/36   -0.0285
豪ドル/円   75.40/42   -1.54
ポンド/円   119.95/99   -1.61
NZドル/円   57.44/47   -0.74
カナダ/円   74.08/12   -0.80
スイス/円   83.48/51   -0.44
香港ドル/円  9.95/98   +0.09
ポンド/ドル  1.5433/36   -0.0365
ドル/スイス  0.9310/12   +0.0147
南アランド/円 9.10/13   -0.27




【NY市場概要】

米ドル円は、NYダウ平均が一時100ドル超高まで上昇したことも円売りを促し、一時77円79銭前後と10日以来の高値を付ける場面がありました。
ただ、市場では「78円ちょうどにかけては断続的に売り注文も並んでいた」との指摘もあり、その後は高値圏で伸び悩みました。

ユーロ円は、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)がベルギーの格付けを「AA+」から「AA」に引き下げたと発表したほか、フィッチが「イタリアはおそらくすでにリセッション入りしている」との見解を示すなど、欧州の債務懸念を再度意識させる発表が相次ぎましたが、大きく売り込まれることはありませんでした。







2011年11月23日

英BOE議事録

・政策金利の据え置きを9対0で決定した
・資産買い入れ規模(2750億ポンド)の維持を9対0で決定
・量的緩和拡大がいずれ必要になる可能性を一部委員が主張






2011年11月23日

米FOMC議事録(11月1-2日分)

・一部メンバーは政策金利に関する時間軸を支持した
・一部メンバーは経済予測が追加緩和を正当化する公算と示した
・金融政策を名目GDPや物価水準などの目標に関連づけるのは賢明ではない
・バーナンキ米FRB議長は長期目標と政策戦略の声明を検討するよう当局者に要請







2011年11月19日

外国為替 終値


                  先週末との差


米ドル/円   76.93/94   -0.18
ユーロ/円   104.00/02   -2.09
ユーロ/ドル  1.3520/21   -0.0234
豪ドル/円   76.94/96   -2.40
ポンド/円   121.56/60   -2.40
NZドル/円   58.18/21   -2.41
カナダ/円   74.88/92   -1.21
スイス/円   83.92/95   -1.71
香港ドル/円  9.86/89   -0.05
ポンド/ドル  1.5798/01   -0.0275
ドル/スイス  0.9163/65   +0.0159
南アランド/円 9.37/40   -0.37






【NY市場概要】

米ドル円は、22時前に一時76円58銭前後と政府・日銀が大規模介入を実施した10月31日以来の安値を更新する場面がありましたが、売り一巡後は徐々に下値を切り上げる展開に。ユーロなどに対してドルの買い戻しが進んだ流れに沿って、2時過ぎには77円01銭前後まで値を上げました。市場では「本邦勢からの買いが下値を支えた」との指摘もありました。

ユーロ円は、ECBがIMFに融資を行う案を協議との報道を手掛かりに、21時30分過ぎには1ユーロ=104円28銭前後と日通し高値を付ける場面も見られました。もっとも、その後は戻り売りに押されたほか、ユーロ・ドルが伸び悩んだことなどが重しとなり、104円ちょうど前後を挟んだもみ合いとなりました。







2011年11月16日

【指標】英BOE四半期インフレレポート

・CPI上昇率は2年以内に2%以下となる可能性高い
・信頼のある欧州危機対応策の欠如が英国には大きなリスク
・成長率は2012年半ばに年率1%で底打ちと予想
・英国の成長見通しは悪化、10-12月は横ばい


☆キングBOE(英中銀)総裁の発言

・金融政策で達成できることには限界がある
・金融緩和を実施したが、今後数四半期の成長は8月時点の予想より弱い可能性
・金融政策を微調整する時期にはない
・ユーロ圏経済が急減速すれば英金融機関は影響を受ける
・2012年半ばにかけて生産は横ばいで推移するだろう







2011年11月16日

白川日銀総裁の発言

・会合において先行きへのリスクが更に高まっているという委員もいた
・最大のリスクは欧州ソブリン問題の今後の展開
・市場の混乱が起きれば日本の金融機関も無縁ではない
・ギリシャとイタリアは政情不安などで債券利回りは過去最高水準を更新
・国債への信認は非連続的に変化しており、日本も疑問視される可能性がある






2011年11月16日

【指標】日銀金融政策決定会合

日銀金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を現行の0.00-0.10%に据え置くことを、全会一致で決定した。



☆日銀の声明

・金利の据え置きは全会一致
・日本経済の持ち直しペースは緩やかになってきている
・日本経済は海外経済の減速や円高に加え、タイの洪水の影響を受けると見られる
・日本経済は、今後緩やかな回復経路に復していくだろう
・資産買い入れ等の基金の規模を累次に大幅増額、着実に進めている






2011年11月15日

豪RBA議事録

・インフレや世界的なリスクが低下し、金融政策の緩やかな緩和が適切と判断
・インフレ見通しの変化や世界経済の下振れリスクが利下げの理由
・交易条件は高く、鉱山投資の急速な伸びから、金利の据え置きも検討した
・現状は、引き締めのスタンスは必要ではなく、中立的なスタンスが適切
・今後1-2年、GDPの成長率はトレンドに近くなる