2010年11月30日

レーン欧州委員会委員の発言


・財政赤字は縮小し始めた
・回復ペースは予想をいくらか上回る
・信用市場状況は改善へ
・経済見通しリスクは広範に均衡
・スペインの対GDP比6%の財政赤字目標は難題
・スペインは貯蓄銀に対し、重要な決断をした
・EUはスペイン政府の決断を支持
・スペインの財政再建は順調
・欧州の中で、成長均衡が必要
・イタリアが財政目標に固執することは不可欠
・イタリアは、目標達成のため更なる措置が必要も
・アイルランドには、速やかに回復する能力がある
・アイルランドは、この難関を乗り越えられる
・ギリシャ経済は困難な時期に直面
・2012年ギリシャ成長見通し1.1%は理にかなっている
・2011年ポルトガル財政策は非常に意欲的






2010年11月30日

ホノハン・アイルランド中銀総裁の発言


・支援は我々に低金利での資金調達を可能にした
・欧州連合(EU)は、銀行に更なる資金注入が好ましいとした
・次回のストレステストは3月に終了
・アングロ・アイリッシュ銀は段階的閉鎖に向かっている
・ECBは引き続き金融システム支援へ
・アングロアイリッシュ銀、2011年初めには看板を下ろす






2010年11月30日

白川日銀総裁の発言

2010/11/29 10:48

・仮に新興国のバブルが崩壊すれば世界経済に大きな影響が及ぶ
・海外経済は成長が幾分鈍化しているが、2011年以降は高まる見通し
・為替レートの動きと影響に重大な関心をもって点検
・必要な場合には適切に対応する
・円高は短期的に企業の収益を圧迫するが影響は一様ではない
・円高はやや長い目でみると、日本の実質所得増加につながる効果も




2010/11/29 14:44

・包括的金融緩和策、長めの金利に相応の影響を与えていると理解
・日本の長期金利は幾分上昇しているが、包括緩和政策全体として効果をみてほしい
・日本経済のリスクは全体として概ねバランスしている






2010年11月27日

外国為替 終値


                  先週末との差


米ドル・円   84.06/07   +0.62
ユーロ・円   111.34/36   -2.81
ユーロ・ドル  1.3244/46   -0.0436
豪ドル・円   81.03/05   -1.23
ポンド・円   130.97/01   -2.40
NZドル・円   63.03/06   -1.92
カナダ・円   82.31/35   +0.37
スイス・円   83.80/83   -0.34
香港ドル・円  10.81/84   +0.07
ポンド・ドル  1.5585/88   -0.0398
ドル・スイス  1.0025/27   +0.0113
南アランド・円 11.76/79   -0.15




【NY市場概要】

ドル円は、欧財政不安を受けユーロに対してドル買いが入ったことや、朝鮮半島の緊迫化に伴い、欧州・オセアニア通貨に対して安全資産としてドルを買う動きが進んだことがドルを押し上げました。途中、84.00円の節目突破狙いの買いも加わり、一時84.18円と9月28日以来の高値まで上昇する場面のありました。

ユーロ円は、欧財政・金融不安や朝鮮半島の情勢不安を背景に売られました。もっとも、ドル円でドルが上昇したことが支えとなり、26日の欧州市場で付けた安値110.55円からは下げ幅を縮小しました。





2010年11月27日

スティーブンス豪準備銀総裁、発言

・インフレ率大幅低下の公算は小さい
・金利が一年後どの水準にあるかはわからない
・当面の間、金利は適切であると考えている
・金利設定は為替レートに配慮する






2010年11月25日

ウェーバー独連銀総裁の講演まとめ

・将来の救済において厳しい条件を付帯するべき
・財政規律違反に対し自動的な制裁が必要
・ECBはアイルランド救済で銀行システムの安定を確信
・救済はユーロの安定を脅かす場合に限定することを要求






2010年11月24日

米FOMC議事録(11月3日分)

・FOMCは生産と雇用の伸びは緩やかと予想
・一部の参加者は、量的緩和によりドルやインフレへの影響を懸念
・大部分は長期債の購入で利益が費用上回ると予想
・利回りの目標は大きなリスクを伴う可能性を認識
・10月に予定外のビデオ会議を行い、国債利回り目標・国債買入れ戦略・対話を検討した
・バーナンキ米FRB議長の会見を行う可能性について協議した
・証券保有調整のため、一層小幅かつ頻繁な見直しを行なうか協議
・2011年の実質GDP予想値は3.0-3.6%
・2011年の失業率は8.9-9.1%を予想、前回は8.3-8.7%
・2011年のコアPCE価格指数は0.9-1.6%を予想、前回は0.9-1.3%
・長期のPCE価格指数は1.6-2.0%上昇を予想






2010年11月24日

メルケル独首相の発言ほか


メルケル独首相
・ドイツの緊縮財政に他の選択肢はない
・ユーロ圏は異例なほど深刻な状況下にある
・欧州にとってユーロ圏加盟国への性急な支援は良くない


リプスキー国際通貨基金(IMF)筆頭副専務理事
・欧州のソブリン債問題は、拡大する可能性






2010年11月23日

コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁の講演内容まとめ


・適切な時期に利上げをする意向
・量的緩和の影響は小さいはず
・量的緩和は失業減少へ繋がるだろう
・インフレ率は低く、成長は警戒が必要なほど低い
・量的緩和は正しい方向へ動いている
・株価、住宅価格は量的緩和と共に上昇へ





2010年11月23日

トリシェECB総裁の発言


・米当局による強いドルに関する言及を歓迎
・強いドルは米国の利益にかなうとの見解を共有
・全ての非標準的措置は一時的なもの
・為替市場において過度で無秩序な変動は経済成長を妨げる
・為替相場に関する問題に対し、慎重になるべき
・国際社会は、競争的通貨切り下げをしない事が新興国の利益と信じる