2010年10月30日

外国為替 終値


                  先週末との差

米ドル・円   80.43/44   -0.93
ユーロ・円   112.00/02   -1.42
ユーロ・ドル  1.3923/25   -0.0019
豪ドル・円   78.87/89   -1.03
ポンド・円   128.90/94   +1.28
NZドル・円   61.37/40   +0.60
カナダ・円   78.72/76   -0.45
スイス・円   81.73/76   -1.47
香港ドル・円  10.36/39   -0.11
ポンド・ドル  1.6023/26   +0.0336
ドル・スイス  0.9841/43   +0.0064
南アランド・円 11.48/51   -0.22





【NY市場概要】

米ドル・円は、米商務省が29日発表した7−9月期の米国内総生産(GDP)速報値は実質で前期比年率2.0%増と市場予想平均と同じ結果となったため、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での金融緩和の規模の見通しに大きな変化が起きず、改めてドルを売る動きが出ました。
また、米物流大手UPSの貨物機3機の積み荷から不審物が見つかったと伝わり、テロへの警戒が高まったこともドル売り要因となったようです。

ユーロ・円は、ユーロ・ドルの買いにつれてNY市場の前半に112.38−43円まで上げたものの、米ドル・円の下げ幅が広がると円買い・ユーロ売りが優位になって値を下げ、111.68−73円まで下げる場面がありました。





2010年10月28日

【指標】日銀金融政策決定会合

2010/10/28 13:31

日銀金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を現行の0.00-0.10%に据え置くことを、全会一致で決定した。


白川日銀総裁
・11月の会合日程変更は、FOMCのスケジュールを意識してのことではない
・11月の会合では金融政策の議論も行う
・展望リポートの経済・物価見通しを前提に実質ゼロ金利政策を継続
・経常収支の不均衡是正を政策で管理・方向付けすることは適切でない
・経済の見通しが変われば、資産買い入れの増額も有力な選択肢

桜井財務副大臣
・政府も日銀と連携して政策を進めることが重要








2010年10月26日

ウェーバー独連銀総裁の発言

2010/10/26 01:25

・政策金利は依然として適正である
・ユーロの水準に言及することは意味をなさない
・為替相場の変動は好ましくない
・ドイツ経済は、2011年には危機前水準に回復する可能性も
・非伝統的手段の段階的解除の過程にある
・各国は通貨安競争において「口先武装を解除」すべき






2010年10月23日

外国為替 終値


                  先週末との差


米ドル・円   81.36/37   -0.08
ユーロ・円   113.42/44   -0.38
ユーロ・ドル  1.3942/44   -0.003
豪ドル・円   79.90/92   -0.72
ポンド・円   127.62/66   -2.52
NZドル・円   60.77/80   -0.67
カナダ・円   79.17/21   -1.46
スイス・円   83.20/23   -1.79
香港ドル・円  10.47/50   -0.03
ポンド・ドル  1.5687/90   -0.0292
ドル・スイス  0.9777/79   +0.0196
南アランド・円 11.70/73   -0.18





【NY市場概要】

ドル円は、アジアの取引時間帯で、ガイトナー米財務長官が20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に向けた書簡の中で「経常黒字国は内需促進のため為替を使うべき」などの見解を示したことをきっかけに一時80.99円まで値を下げました。
しかし、G20財務相・中央銀行総裁会議の共同声明発表を控えて、徐々に値を戻す展開になりました。

ユーロ円は、一時112.60円まで値を下げる場面がありましたが、ニューヨークの取引時間帯に入ると上げに転じました。





2010年10月23日

プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁の講演ほか

プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁
・2011年のインフレ率は2%へ
・インフレ加速の火種は既に存在する
・現時点で、デフレは重大なリスクではない


フィッシャー米ダラス連銀総裁
・政策当局は、ドルへの影響に注視が必要
・物価水準の目標設定は混乱を招く可能性
・財務健全性に対する長期的な判断、ドルに影響





2010年10月22日

ガイトナー米財務長官の発言

2010/10/22 14:02

・黒字国は財政・為替政策を用いて内需拡大を図るべき
・赤字国は信頼できる財政目標の採用で貯蓄拡大すべき
・G20に貿易不均衡を減らす政策コミットメントを求める
・G20諸国は対外不均衡を今後数年でGDPの一定比率以下に削減努力すべき
・過小評価された通貨と多額の準備を保有する新興国は為替をファンダメンタルズに合わせ調整する必要がある
・G20先進国は過度のボラティリティと無秩序な為替動向を減らすため協力すべき
・G20は世界経済のリバランスと為替政策の進展監視でIMFに特別な役割を求めるべきである






2010年10月22日

ホーニッグ米カンザスシティー連銀総裁の発言

2010/10/22 11:50

・米経済は回復している。
・今年の成長率は2.5%の見通し
・失業率を懸念。しかし急激に推し進めると別の問題が生じる恐れがある
・危機時を除いてゼロ金利に反対
・金利の正常化が必要
・全ての条件が整うまで利上げを先送りすることは後手に回る
・インフレ期待の調整は難しい
・過度の流動性、バブルの原因になることに注意が必要
・流動性の罠に米国が陥ったとは考えていない
・米経済は成長しており、今後も続く






2010年10月22日

白川日銀総裁の発言他

2010/10/22 10:05

白川日銀総裁
・G20で日本の行った金融政策を説明する
・G20で為替を含め金融市場の動向について意見交換をする
・中国の利上げに理解
・中国の利上げは持続的成長が目的
・為替は世界経済にとって重要な問題である
・他国の資本規制についてコメントしない


海江田経済財政担当相
・中国経済のバブルがこれ以上大きくならず、破裂しないことを期待する
・中国のバブルが破裂すれば日本に打撃







2010年10月22日

野田財務相の発言

2010/10/22 09:27

・G20は通貨安競争に関する懸念を共有するべきである
・G20声明で為替に言及するか明確ではない
・為替はファンダメンタルズを反映するべきだ
・G20において過度な為替の変動は経済に悪影響との見解を再認識する見通し






2010年10月21日

【指標】米地区連銀経済報告(ベージュブック)

2010/10/21 03:00

・大部分の地区で、製造業は拡大継続
・消費者支出はやや上向きだが、購入は生活必需品に限定している
・大部分の地区で、住宅市場は前年水準を下回っている
・農産物や産業用金属など、投入価格はより上昇
・最終製品やサービス価格は総じて安定
・ほぼ全国的に、経済活動は緩やかながら拡大が継続