2011年10月27日

【指標】日銀金融政策決定会合

日銀金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を現行の0.00-0.10%に据え置くことを、全会一致で決定した。



☆日銀声明

・全会一致で金利据え置きを決定
・8対1で金融緩和を強化することを決定
・基金を50兆円から5兆円増額する
・長期国債買い入れ枠を4兆円から5兆円増額
・物価安定のもとでの持続成長への移行を確かなものとするため金融緩和策を強化
・本邦経済は持ち直しの動きが継続している
・本邦経済の先行き、海外経済の減速や円高の影響を受けるが緩やかな回復経路に復していく



☆白川日銀総裁の会見まとめ

・追加緩和については経済の下振れリスクをより意識した方がいいとの判断
・現時点において円高はマイナスの影響の方が大きい
・欧州情勢は厳しさを増しており、欧州ソブリンリスクは一部が顕現化