2012年01月24日

【指標】日銀金融政策決定会合

日銀金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を現行の0.00-0.10%に据え置くことを、全会一致で決定した。


☆日銀の声明

・政策金利は全会一致で据え置きを決定
・日本経済は2012年前半には緩やかな回復経路に復していくとみられる
・日本経済の先行きは当面の間、横ばいで圏内の動きになるとみられる
・物価の安定が展望できるまでは、実質ゼロ金利政策を維持する方針
・米国経済はこのところ一部に底堅い動きが見られるが、バランスシートの調整圧力が引き続き経済の重し


☆白川日銀総裁の発言

・円高の悪影響には十分注意
・欧州ソブリン問題は最大のリスク要因
・緩やかな景気回復経路への復帰は多少先ずれした
・国際金融市場の緊張は幾分緩和も、全体として不透明感が残る
・日銀の株式売却は市場に及ぼす影響が大きい