2009年10月27日

円・ユーロ高ではなくドル安はG7の共通認識 by 藤井財務相

藤井財務相の発言が一部メディアによって円安否定・円高是認などと報じられたことは「全くの間違い」とし、「通貨安競争はいけないということを円安否定とするのは間違いだ」と繰り返したそうです。

その上で、現在の為替市場について、先にイスタンブールで行われた7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)でも

「円高ではなくドル安というのが共通認識。ユーロ諸国もユーロ高について日本と同じ認識を持っていた」

ことを明らかにし、ドル安の背景について

「米国も世界協調の中で、低金利を続けなければならず、それがドルを弱くしている面は否定できない」

との見方を示しました。


とある書籍では、『米ドルと心中する日本』と皮肉っているものがありました。
理由は、米ドル基軸通貨制度が崩壊する可能性も無きにしも非ずということだそうです。

確かに、そうなった場合は何の意味も無くなってしまいますからねぇ・・・