2010年12月04日

外国為替 終値


                  先週末との差


米ドル・円   82.55/56   -1.51
ユーロ・円   110.83/85   -0.51
ユーロ・ドル  1.3425/27   +0.0181
豪ドル・円   82.01/03   +0.98
ポンド・円   130.26/30   -0.71
NZドル・円   63.34/37   +0.31
カナダ・円   82.30/34   -0.01
スイス・円   84.83/86   +1.03
香港ドル・円  10.62/65   -0.19
ポンド・ドル  1.5782/85   +0.0197
ドル・スイス  0.9729/31   -0.0296
南アランド・円 12.01/04   +0.25




【NY市場概要】

ドル円は、米労働省が3日発表した11月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は前月比3万9000人増と市場予想平均の前月比15万人増を下回った上、失業率も9.8%と市場予想平均の9.6%より弱かったのを受けて大幅続落。
その後、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した11月非製造業指数(NMI)は55.0と市場予想平均の54.8を上回ったことにより、一時83.01−04円まで値を上げたものの、83円台では戻り売りが厚く再度82円台後半に沈み込みました。
また、バーナンキFRB議長が11月30日に行ったCBSとのインタビューで、6000億ドル超の米国債購入の可能性を排除しなかったと、CBSが公表すると、FRBの金融緩和規模拡大の期待が高まってドル売りが再開。引け前に82.52円の安値を付けました。



ユーロ円は、米雇用統計の発表を前に持ち高調整でドル円が買われたことにつれて111.11円まで上げましたが、11月米雇用統計が弱い結果となると、売りが膨らみ109.87円まで急落。ドル円が売り込まれたこともユーロ円の押し下げ要因となったようです。