2010年11月05日

白川日銀総裁、定例記者会見

2010/11/05 16:44

・経済、物価めぐるリスク要因は概ね上下バランスしている
・経済、物価情勢悪化した場合は基金の規模拡大も有力な選択
・翌日物金利の取引規模が細っている、金利上昇しているのと認識はない
・先行きの経済、物価点検し適切に政策対応を行う
・FRBの追加国債買い入れ、マネタイズとは思っていない
・先進国の金融緩和、商品含め金融市場に影響を与えるとの認識
・新興国の金融市場の動きは注視しているが、バブルとは思ってない
・表面的な資産規模で緩和程度を測るのは適当ではない
・為替レートのあるべき水準へのコメントはしない
・REITやETFは米国債の13倍のリスク
・米経済減速や新興国の金融緩和修正、IT在庫調整などで景気改善の動きに一服感
・企業の資金調達コスト低下傾向、社債などの良好な発行環境が続く
・REIT買い入れ限度額は500億円が適正規模
・個別性が強く損失発生する政策、中銀の信頼性低下の恐れ