2011年01月25日

【指標】日銀金融政策決定会合

2011/01/25 12:29

日銀金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利の誘導目標を現行の0.00-0.10%に据え置くことを、全会一致で決定した。



日銀の声明

・政策金利は全会一致で据え置きを決定
・景気は緩やかに回復しつつあるが、一服感が見られる
・金融環境は引き続き緩和の動きが強まっている
・景気の先行きは新興国に牽引されており、改善ペースは徐々に回復基調へ
・資本流入を受け入れた新興国や資源国の経済の強まりが景気の上振れ要因
・欧米経済の先行きや国際金融市場の不確実性が景気の下振れ要因
・デフレ脱却のための貢献を中銀として粘り強く続ける
・物価上昇と下落のリスクは国際商品市況の動向による




白川日銀総裁の会見内容まとめ

・早晩緩やかな回復に向かう蓋然性が高い
・物価安定のもとでの持続的成長へ向かっている
・欧州ソブリンリスク払拭されず、実体経済と相乗的に悪化するリスクが意識されている
・金融市場機能や金融緩和の効果・副作用、総合的に判断し包括緩和を実施